アニメのことが大好きな大浦のブログ。
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感想:
「セカイ系とは何か?」で紹介されていたので興味を持つ。
いわゆるセカイ系ライトノベルと言えば、大ファンである西尾維新の作品をおいてほかにないと思っていたので、おそらく先行する多くのセカイ系作品にインスパイアされた作品なのだろうと思ったが、これが非常に興味深かった。
セカイ系と呼ばれる由縁はやはり作品の型である。ありきたりな世界観、超能力者が住んでいる町、咲良田。そして、いやに独白の色の強い文体。そして、やけに哲学的そして断罪的な会話。たとえば「世界は三日分死ぬ」「人は雲ひとつない空を綺麗だと呼ぶ」など。
文体は、基本的に第三者目線のようではあるが、登場人物の独白であり、主人公ケイとヒロインの春埼のモノローグが入れ替わり立ち替わりする。
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