エステ 求人 アウトソーシング ひとしきりのひとりごち ベン・トー 6  和栗おこわ弁当310円 忍者ブログ

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ベン・トー 6  和栗おこわ弁当310円

ベン・トー 6 和栗おこわ弁当310円 (集英社スーパーダッシュ文庫)大人気。アサウラ氏のベン・トーシリーズ第六巻。
タイトルは映画の「ベン・ハー」からとったんだって。うまいね。弁当も美味そうだけどね。

内容(「BOOK」データベースより)

半額弁当争奪バトルに青春を賭ける佐藤洋は、新たに開拓したスーパーで、存在感溢れる半額神・ビッグ・マムと、そこを主戦場とする厄介な「狼」山木柚子と出逢う。ある目的のために佐藤の苦難の食生活が始まる一方、槍水は彼女が溺愛する妹・茉莉花が文化祭に見学に来るため、心配で落ち着かない日々。そしていよいよ文化祭当日、友人のイベントに駆り出された槍水の代わりに佐藤が茉莉花の面倒をみることになるのだが―。甘美な罠を退け、誇り高く戦い、喰え!「狼」としての底力がいま試される!庶民派シリアスギャグアクション、禁断の第7弾。

拍手[2回]

感想

 前回の5.5巻「箸休め」からそれほど日を開けずに刊行されたので本屋に並んだのを見た時はビックリしました。著者もこの速さ(担当の無茶振り)には驚きだったということが、あとがきに愚痴として載っています。それにしても早い。驚かされるのはなぜかって、毎巻毎巻とてつもない文章量だからなんですよ。適当にどのページを捲ってみても、びっしりと埋まっている文字。セリフのところでしか改行していないのではないかというくらいの勢いで書かれている。それがこの作品がほかの文章量がライトな小説とは違うところ。かといって禁書目録のように無駄に長いのではない。内容が詰まっていて面白くてどんどん読み進んでしまう。気「軽」に読める。これが本当のライトノベルだと思うんですよ。もっともこれはもはや西尾維新、乙一と並べて純文学に入れたいがための理論運びなのですが。如何せんこのベン・トーはやはりギャグやパロディ要素が強すぎて純文学に分類するのはいくらなんでもこじつけすぎというものです。ベン・トーはライトノベルの中でこそ輝いていられる。今後ももっとこの作品が知られ多くの人に読まれて輝くことを期待します。
 では本題に入ります。今回は烏田高校文化祭編です。文化祭の空気が満杯で弁当争奪戦の量が少し少なめだでした。文化祭に槍水先輩の妹が来るということがきっかけに、5巻の広部さんとの「あの」一件が思い出されます。なんてリア充佐藤洋。そこから繋がって開会式での広部さんとのシンクロ。登場しないまでも俺の心を完全にキャッチして話しません。ちょっと感想が暴走していますので理論的に話を整理しましょう。
 基本的にライトノベルであり、主人公佐藤の周辺には美人な女子がたくさん出てくる。1巻の表紙である槍水先輩を始め、白粉花、著莪あやめ、井上あせび等々・・・。数えあげてもしょうがないが、そのうちのどの女子とも恋愛っぽい関係には全くなっていない。それがこの作品を純粋なギャグアクションとして成立せしめている。たとえ著莪とベッドに横になろうともそれはあくまでギャグへの伏線でしかなかった。水着で川で遊ぼうとも、それは変態への伏線でしかなかった。そしてヒロインの座からどんどん遠のいていく白粉。これがライトノベル界に横行する無駄な可愛さのゴリ押しという行為を一蹴して、バトルや人間関係というものを浮き彫りにしている。しかし、5巻で出てきた広部蘭は違う。この二人の関係は完全に恋愛関係として描かれている。二人一緒に過ごすにつれて変化する心境。周囲の人間や、弁当争奪戦を巻き込みながら展開される二人に切ない距離感。この演出はまるっきり純文学のそれである。要するに何が言いたいのかというと、俺はアサウラにしてやられたといいたいだけです。広部さん最高と言いたい。そして、その広部さんは今回は一瞬しか登場しない。これは何を表すか…?読者へ喧嘩を売っている?違う。本文中に何度も書かれている通りに、ロリコンの神を呼び起こそうとしているのである。またしてもしてやられたよ。前回の「私の妹が一番かわいい!」宣言を真実のものにするべく、本当に広部蘭より可愛いキャラを連れてくるとは…。(おれは広部さん一筋です。)そう。この物語佐藤にじゃれ付いて「大好き!」と言ってしまう槍水茉莉花のキャラを成立させるためには、広部蘭はひきさがるしかなかったのだ…。
 引き続き、最高傑作だと思う5巻との比較を行う。前回は広部蘭と佐藤の心の距離、すれ違いがテーマであったが、今回はもっと王道のバトルに力が入っていた。もちろん全体を通してオールスターを意識している空気が強かったが、あくまでそれは前回の番外編の癖が残ってしまっただけであろう。この6巻を通しているのはHP同好会会長、氷結の魔女こと槍水仙のかっこよさを示すものだといって問題ない。以前までは圧倒的な力を持つ存在として描かれ、バトルではいつも勝利しており佐藤を助けるために体を張って共闘してくれる。そんな理想的すぎる先輩にも血と肉が通っており、一年生の頃にはどうしても勝てない相手がいた。そういうことを示したかったんじゃないかと。このベン・トーシリーズは途中から佐藤の活躍を描くのを諦め周りの二つ名持ちの活躍を描こうとしているようにしか思えない…。だって佐藤あんまり勝たないんだもん。主人公が最後に負けて帰ってくるシーンで終わるバトル作品があるか…。それがこの作品なんだが。まぁ勝ち負けが交互にあるくらいだから丁度いいのかもしれないのだがちょっと釈然としないものが残る。それに比べて5巻では弁当争奪戦にも勝ち、恋愛も勝ち組。前回のみたいなリア充な佐藤がもっと見たい!でもそれだとギャグじゃない。
 今気づいたのだが、俺は最初可愛さのゴリ押しがないことを評価しておきながら、佐藤がそのようなシチュエーションになることを望んでいる…。俺はこの文章の濃さ、セガへの愛、佐藤の報われなさ含めてこの作品が好きなのでこのままでいいと思うが、ここんとこキャラクターの可愛さが完全に計算され尽くしている感じがあるので、正直読者として悔しいような嬉しいような。妹可愛すぎ!結局支離滅裂だぁ!次巻に更なる期待を込めて!

そうだ。3,4巻を占領している君。早く返しなさい!
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