毎回やらかしてくれるSKET DANCEですが、今回もやってくれましたし、しかも演出が特殊だったので感想書くと楽しそうなので、記事作ります。
過去のやらかしてくれた例。
というわけで、絶賛引きこもり&アニメ鑑賞生活の赤槻です。
スケットダンス23話。突っ込みポイント多すぎるので、下の区分に従ってひとつひとつ解説していきたいと思います。
わくわくしてきたぞ。
①まどか☆マギカのパロディ
まずはあの有名なアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のパロディを堂々と入れてきたことだ。全然関係ない会社であるのにもかかわらず。シャフトは虫、スケットダンスはタツノコじゃん。系列違うじゃん。大丈夫なのかな。本当に大丈夫?人気の作品を勇猛果敢にパロディにしてしまうのは、さすが学園「銀魂」と呼ばれているだけある。
まぁ問題のシーンはまとめサイトがあるし動画もうpされているので、そのリンクをはらせてもらうぜ。
アニメ『スケットダンス』が『まどか☆マギカ』をパロってるww
てかまず、あれだよな。エスカリボルグあるじゃねーか!なぜ、殴らないww
②ナベシン本人登場!
個人的には超盛り上がるナベシン監督本人がアニメに出演していることだ。ツイッターで騒いだ後に偶然(?)、スタッフの遊び心を発見し、興奮が止まらない。ナベシンといえば前に記事にもした、「はれときどきぶた」の監督である。参照→
はれときどきぶた 感想。しかし、業界では渡辺 信一郎監督のことをナベシンと呼称する場合があるから注意が必要だ。まぁワタナベシンイチの方で大体あってる。
ワタナベシンイチと言えば自分の作るアニメにものすごい存在感で出てしまい、レギュラー並なことからアニメを見ているだけで名前を覚えてしまう監督である。ここにナベシンの登場の例と本人写真をどうぞ。
本人ですね。アニメ監督としてもシュールな作品を作り続けて、私の心をつかむ監督が出てくるのは。テンションがだだあがりで仕方ないです。
で、スケットダンス内のシーンがこちら。
スイッチの解説によると、まど☆マギのパロディ、リバティ☆真剣の監督さんらしい。背景がすでにまどマギワールドなのだが・・・。声優はもちろんご本人。はい、EDのキャスト。
つーわけで、もしかすると、作中作のアニメシーンはワタナベシンイチ監督がコンテ切ってるかもしれない。wktk
今後も無駄に出てくることを願う。
③全体を通してスケッチ風・背景薄い
今回の演出(?)の一つ。通してスケッチみたいな彩色と、人物をしっかり書き、背景は郷愁をさそう薄い色。
スケッチ風なアニメは最近はやりなのか、「放浪息子」や「うさぎドロップ」あと「僕達がいた」なんかが思いつくかな。それにしても、ギャグテイストのスケットダンスにはまったくあってなくて、違和感が出まくっていた。
普通は回想とかに使われるんだけどね。
④静のアニメーション
また、今回の演出のひとつ。化物語でしきりに取り上げられた、静のアニメーション。まぁ正確にはちょっと違うんだが、そんな印象だ。化物語はモーションカットだったが、スケットダンスは、人の表情や喋りをフレームインさせずに意識している。つまり、ボッスンや姫子が話している時に、彼らの顔を見せずに黙っている百香の顔を写したり、あえて関係ない背景を写したり、クチパクしていない絵を写したり、真っ暗な画面だったり。とにかく、普通のアニメで使われるような、しゃべっている人にフレームを当てるようなことがなかったのだ。
⑤感情をSEで表現
会話の流れのなかで、発見や転換があった時に、フレームワークやキャラの表情で、それを特徴づけるのではなく、あえてSE音で表現している。そのため、見ている方としては会話の内容が入りにくく、ストーリーは理解しづらい。だがしかし、逆にいうと、単純に画面に対しては集中できる。スケッチ風の背景画像にただ心を奪われやすくなるのだ。
⑥演出が全体を通して特殊
抽象的な話だが、前に指摘した点以外にも様々な演出があった。
不安をあおるのに、赤い無機物を使う。
状況が不意に好転するときに、幸運を示すかのように蝶の絵が挿入される。
などである。どこのオシャレアニメだよ。これスケットダンスだよ。銀魂並みのギャグアニメだよ。ボケと突っ込みで成り立ってるよ!!なのにこれは特殊な演出と言わざるおえない。
成長するシーンで、なぜか線路が背景に・・・。まぁ大人になるために線路をたどるっていうイメージとかけているんだろうけど。
⑦ネタ発言多すぎ
スイッチの発言が面白すぎる。これはいつものことかもしれないが今回は特に笑った。
「どやぁ・・・」
「大丈夫、問題ない」
「もう何も怖くない」
⑧ロリ
いわずもがな。
というわけで、けっこう楽しい回だったのでした。
[1回]
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