内容説明
転校して以来、地毛の金髪と生まれつきの強面のせいで友達ができずに悩んでいた小鷹。友達のいる学生生活を夢見ていたある日、クラスメイトの星奈も友達がいないことを知る。同じ悩みを持つ二人は、夜空を迎えて友達を作ることを目的とした「隣人部」を発足するが…!?
部活発足から数日、各々の残念な性格ゆえに、なかなか「隣人部」として活動できないでいた小鷹達。そんな現実を何とかしようと、肝試しをすること になり、一行は夜の学校へ。そこには、なぜか小鷹の妹・小鳩が来ていた。かまってくれない兄を、追ってきたにも関わらず素直になれない小鳩は、「隣人部」 の面々に負けず劣らずの残念な子。彼女も参加した肝試しは、夜の学校に忍び込んでいた幼児教師マリアと、小鷹の怖い顔のおかげで、大成功!?…その後、小 鳩も「隣人部」の一員に迎えられることになる。そんな中、小鷹から昔親友がいたことを聞いた夜空は…!?
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今季からアニメが始まる「はがない」です。
まったく作品に触れる前の、この作品に対する認識を言いますと、絵はきれいですし女の子は可愛いし、きっとキャラ萌えできるんだろうな、と思っていました。まぁでも、キャラ萌えアニメはあんまり興味がないので、アニメの方もチェックしていませんでした。
今回、サークルの人にこの本を貸してもらい、たまたま、受動的に読んだわけですが・・・。
「予想通り!」
いや、完全にキャラ萌えできる作品ですね。
この漫画は原作の方とは違う、パラレルワールドということで、最初にであうヒロイン―三日月 夜空―より先に、人気が出てしまった柏崎 星奈に重点が置かれていて、また、原作よりは恋愛要素が強調されているという予備知識はありました。
予備知識といえば、そもそも、ネット掲示板上で「はがない」のアニメ化が騒がれたときに、もうすでに一通りのストーリーとキャラクター設定はwikiとかで確認してあったので、ほとんど知っている作品かのように読むことができました。たしか、キャストを調べたときに、羽瀬川小鳩の声優が花澤香菜であることを見て、「《こばと。》つながりかよっ!!」ってtwitter上で突っ込んだ記憶があります。
さてはて、予想通りキャラ萌えが素晴らしいこの漫画でしたが、やはり、人気あるヒロイン星奈に重点が置かれているだけあって、本当に星奈がかわいい。星奈かわいいよ星奈。絵もかなりきれいで、特に女キャラクターの力の入れ具合はすごいです。ご存知の方もいるかもしれませんが、星奈のあだ名は「肉」。由来はもちろん、いい肉体をしているからでありまして。そもそも自分は「胸の大きさなど関係ない!」とか普段からほざいている人間であるにもかかわらず、星奈の胸のムニュっとした感じがよく表された(まぁ狙ってるんでしょうけど)絵をみると、かなり興奮します。はい。というかそれ自体が快感ですね。逆に夜空のほうは、絵が結構適当というか・・・たしかに可愛いんだけど、漫画描いている人からの愛をあまり感じないのです。まぁ顔にアイスがかかってしまうところなんかは卑猥で、「ああ、狙ってるなぁ」とは思いますけど、けっこうギャグ顔も多く、やはり星奈押しと言わしめるだけある漫画ですね。
絵師とは別に、脚本書いている人がいるんですね、この本は。原作者とも違うみたいです。
先ほども恋愛要素が強いといいましたが、主人公に対して二人のヒロインがすぐにヤキモチを焼いて、主人公はまさにハーレム。まぁもっとも気持ちの出所は、「友達が少ないから惚れっぽい」ってだけなんですけどね。本当に残念系だな。自分もそういうところあるので共感できますが。ヒロインふたりは仲がわるいので、主人公―羽瀬川小鷹―をどっちが「友達」にするかみたいな感じで、ストーリはいくらででも練れそうですね。星奈の方が夜空より先に出てくるので、当然出番は多いですし、ゲームを星奈と小鷹と二人でやったり(その間夜空は本を読んでた)とやっぱりどうしても二人の仲がいいのが目立ちます。そして、友達を作る練習として、星奈と小鷹はデートをすることになります。これも恣意的ですよね。夜空はその後ろをつけるわけですが。ふたりはひとしきりデートをして楽しむのですが、小鷹がそのデートを「部活動の一環」と言ってしまったのを皮切りに、星奈が怒り出してしまいます。なんという可愛さ。なんというリア充。そして、小鷹と夜空が実は幼馴染だと知った星奈が、自分だけ仲間外れにされるのではないかと不安になって、怒るラストとか、もう絶頂って感じです。超絶、ジェラシーじゃないですか。とてもいいと思います。
感情の高ぶりは、私のエネルギーです。自分のエントロピーを凌駕します。
まぁほとんどネタバレ記事でしたが、面白かったと言いたいだけです。
まだ読んでない人は、この記事読まないで下さない。もう遅いか。
アニメも見るつもりなかったけど、見てしまうと思います。
感想あげられたらまたその時に・・・。
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