※この記事には、まどマギTVのネタバレが含まれています。
プリキュアオールスターズ以降、久しぶりに映画館生きました赤槻です。
TVでも五月蝿いくらいにCMをやりまくっているまどマギの劇場版ですが、本編もなかなか楽しかったので劇場版も是非見てみようと思って行ってきました。
渋谷のTOHOシネマズに行ったのですが渋谷の映画館は狭いですね。3列目くらいで大丈夫だろうと思ったら以外と近かったです。内容には関係ありませんが、アニメ映画は遠くで見た追うが全体が見えていいですね。
というわけで、内容です。
最初の夢のシーンは全面カットで、例の「おっきろー」のシーンから始まります。そこはほとんどTV版との区別がつかなかったので、これはただ編集し直しただけなのでは?という疑惑が頭を過ぎりましたが、OPは一新。それ以降は全編を通してほとんど背景やアングル演出などが変わっていて見応えがありました。
大きな喜びとして、魔法少女ものらしく変身シーンが追加されていたということです。前編で見れたのはマミさんの変身シーン2回。さやかの変身1回。杏子の変身1回でした。プリキュアの変身バンクを毎日見ている身としては、マミさんの変身が見られるなんてどきどきしました。靴が消えてブーツに変わったり、制服の上からあの衣装が重なる様子など、面白い変身シーンでした。残念ながら地上波版であった杏子の全裸変身ではなかったのでそこは残念ですが、さやかを助けに行くときにもう一回杏子は変身するはずなので後編に期待するしかありません。
ネットの記事で、幼児や老人がまどマギの映画を子供向けの映画と勘違いしてひどい思いをするというものがありました。私はそんなの大袈裟にいっているだけだろうと思ってその記事を読んでいたのですが、実際に見てみると納得しました。これは、幼児がみたら号泣すると。プリキュアの鬱回でも泣いてしまう子供もいるというのに、まどマギなんてみたら目も当てられません。とくに最初に迷い込んでしまう魔女の結界、マミさんか華麗に登場する前までの不安の煽り具体はものすごく、いい大人で男である私でも、正直ビビってしまいました。子供には絶対に見せないで下さい。
前編後編でやることにより、時間が十分にあるので、他の劇場版アニメにありがちな省略や展開の早すぎる感覚は全くなく、むしろ登場人物の心情がゆっくりと描かれていてはじめてみる人でもわかりやすいと思いました。是非是非、まだ見てないひとはオススメです。さらに、TV版では全く謎であった前半のほむらの心情も追加シーンとして描かれており良かったと思います。
やはり大きく変わったのは背景でしょうね。画面が大きいせいかもしれませんが 、美術がとても目だっており引いたアングルからのシーンには力があります。カフェテリアなどは全然デザインが変わっており、CDショップも雰囲気が変わっていました。魔女の結界はデザイこそ変わっていないものの、TV版よりかは見やすくなっており、戦闘シーンがより映えていました。とても満足できるばとるでした。
前編のみということで中途半端なところで終わって、エヴァみたいに引くんだろうなと思っていたんですが、自分としてはすっきりした終わりかたでした。(一般的にどうかはわかりませんが)QBの「この国では成長途中の女性のことを、少女っていうんだろう」の台詞のところで終わるのですが、そのあとさやかが魔女化して大爆発が起きるんですよね。TV版だとなんだか欲わからないうちにエンディングに入ってしまったようなイメージでしたが、爆発して魔女になったということがわかりやすかったです。というか、爆発落ちは万能ということがはっきりと分からせられました。杏子の「さやかー!!」が聞けて私の感情も最高に高まったところで終わったので試聴後の脱力感みたいなものがなく、早く後編見たいなーというワクワクを感じられました。
ぜひぜひ、まだ見ていないひとは見てみてくださいね。
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